日本代表、トンガ戦を振り返る
3連敗中の日本代表は前半20分、セットプレーからのオプションでWTBセミシ・マシレワ(花園L)が対人の強さをみせて最後はWTBジョネ・ナイカブラ(BL東京)が走り切って先制トライ。しかし、直後にキックカウンターからショートサイドを突かれて同点を許す。ここのところ続く悪い流れ。それでも、32分にSO李承信(神戸S)がPGを決めると、前半終了間際にはLOアマト・ファカタヴァ(BR東京)が高いワークレートから貴重なトライをマーク。後半早々に攻勢に出るトンガは2本のPGを決め、2点差に迫る。日本代表は53分、ラインアウトからのきれいな展開でWTBマシレワがトライ。一方、トンガは58分、ラインアウトモールを押し込んで再び2点差とする。アタックを継続する日本代表は途中出場No8テビタ・タタフ(東京SG)のブレイクからゴール前に迫り、ペナルティを獲得。PGを決めて5点リードとする。その後、決定的な場面をつくられるも何とかしのいで、国内5連戦で初勝利を挙げた。